てぃーだブログ › いつも音楽があった。

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Posted by TI-DA at ◆

ジャパニーズポップスの最高峰!「瞳を閉じて」

沖縄尚学!優勝おめでとうございます!まずはこの話題につきると思いますが、決勝戦は完勝でしたね。さわやかなでバランスのとれた良いチームでした。ピンチにも動じないしインタビューにも落ち着いて答えているし、ひと昔の沖縄のチームとは違いますね。で県勢が勝つたびにでひとつ気になったことがあるのですが、勝って校歌が流れますが、その音が歪んで聴こえるというか、歌の部分が聴き取りにくいというか、バランスが悪いというか(笑)甲子園の歓声も影響しているとは思いますが・・・。夏までには再録かデジタルリマスタリング希望です(笑)

で今回は校歌つながり、
ユーミンのセカンドアルバム「ミスリム」に納められている「瞳を閉じて」は、ユーミンがラジオの深夜番組を通して、長崎の高校の分校に贈った曲(校歌ではなくて愛唱歌に制定)だというのは音楽ファンの間では有名な話しですが、こんな素敵な曲を贈られた学校の生徒は幸せですよね。


「瞳を閉じて」歌詞

風がやんだら  沖まで船を出そう  手紙を入れたガラスびんをもって

遠いところへ行った友達に 潮騒の音がもう一度届くように 今 海に流そう

霧が晴れたら 小高い丘に立とう  名もない島が見えるかもしれない

小さな子供に尋ねられたら 海の碧さをもう一度伝えるために

今 瞳を閉じて 今 瞳を閉じて



シンプルな歌詞ですが、名曲です。
島を離れていく仲間に向けて書かれたとか曲だとか(涙)。


この作品が納められているアルバム「ミスリム」ですが、これがまたJ-POP史上に残る屈指の名盤で、特にユーミンを熱心に聴いているわけでなないのですが、このアルバムは好きで、特にレコードではA面の流れが良くてA面ばかり聴いていたような記憶があります。
当時ユーミンは弱冠は二十歳というから驚きです。まさに早熟の天才ぶり。
名盤が生まれる背景には、本人の才能はもちろんのこと、時代の持つ空気感、そしてバックのメンツも大きな要素だと思います。バックには当時、日本を代表するミュージシャン集団ティンパンアレイ(名盤の影にティンパンあり)や、シュガーベイブ周辺など、才能の周りには才能が集うものです。出るべくして出たJ-POPの最高峰!必聴!



1 生まれた街で
2 瞳を閉じて
3 やさしさに包まれたなら
4 海を見ていた午後
5 12月の雨
6 あなただけのもの
7 魔法の鏡
8 たぶんあなたはむかえにこない
9 私のフランソワーズ
10 旅立つ秋
  


Posted by pocketmusic at ◆2008年04月05日09:58レコメンド

一発逆転!BOYS ON THE RUN

県民の願いが届いて、ついに決勝進出!せっかくなので野球ネタで良いものはないかと考えたのですが、歌好きのプロ野球選手が出したシングルとか紹介しても面白いと思ったのですが(笑)今回は真面目に!で、ふっと思い出したのが馬場俊英のBOYS ON THE RUNです。3・4年前に聞いたおちまさとのラジオ番組でコブクロが紹介していました。その後リストラミュージシャンということでテレビで特集されたり、紅白出たりCMソングに使われたり最近の活躍はご存じの通りですが、初めて聴いた時は、メロディからこぼれ出す字余りの歌詞が描き出す風景描写は新鮮でフォークロックのように懐かしい。名曲です。New Recordingの参加ミュージシャンもシアターブルック、スカパラ、オリジナルラブ等、旧友達に加えてカバーも出しているコブクロ。テレビや地元のFMラジオにゲスト出演しているのを聞きましたが、ミュージシャンシップに溢れているというか、音楽に対する愛情とか謙虚さとか、使い捨ての音楽が多い中で彼のようなミュージシャンは少なくなったような気がして頑張ってほしいですね。近日、桜坂劇場でライブもあるようです。県勢の優勝を願って!ピース!



1.ボーイズ・オン・ザ・ラン(New Recording) 2.男たちへ女たちへ 3.スタートライン 4.花火
全4曲 ¥1260(税込) フォーライフミュージックエンタテイメント


おまけです。お約束
ドリカム/決戦は金曜日



今見るとこのジャケやばいっす!!




元ネタ
シェリル・リン/ガット・トゥ・ビー・リール
※日本語表記がリアルではなくてリールなところが
逆に不自然(笑)

  


Posted by pocketmusic at ◆2008年04月04日11:01レコメンド

沖縄旋風!ハイ!わたしが変なオジサンです。

県勢の活躍で甲子園が盛り上がっていますね。沖縄側アルプスの応援でかかせないのが「ハイサイおじさん」いわずと知れた沖縄音楽界の偉才・変なオジサンこと喜納昌吉とチャンプルーズの作品ですが、70年代後半に発売されたこの曲が納められた本土デビューアルバムは日本のロックを代表する名アルバムです。「ハイサイおじさん」はお茶の間の賑わすほどのヒット曲だったので子供に頃歌ってましたが、実はアルバムを通して聴いたのは高校生の頃で、友人の家にあったのを借りて初めてアルバム全曲通して聴きました。「ハイサイおじさん」はもちろん、他の曲もキャッチー&ファンキー、全曲シングルカットできるくらいに聴きやすいのはもちろんの事、その歌詞もハイサイをはじめとするノベルティぽいものから、番長小のような風刺の効いたもの。シンプルなアレンジで歌われる東崎のような美しい曲まで駄曲無し。文句なしの名盤です。俗にファーストアルバムにして最高傑作というものは数多くありますが、まさしくこれもその1枚です。その後「花」を含むBLOOD LINE等もありますので、異論もあるかとは思いますが、衝撃度!ではこちらのほうがやはり上です。「ハイサイおじさん」が細野さんや久保田麻琴、はじめ国内外多くのミュージシャンに影響を与えたのは有名な話ですが、アルバムより先に県内で出ていたシングルバージョンを聴けば土着的なグルーヴを感じることができますのでマルフクレコードから出ていたシングルバージョンも見かけたら必聴です。その後80年代後半に喜納昌吉の提唱するのウルマ祭りの無料ライブでブルーハーツやゼルダなど若手のミュージシャンに混ざって演奏するチャンプルーズはまさしくパンクでした。彼がパンクミュージシャンにリスペクトされる理由がわかります。最近では政治家や活動家としての顔、志村ケンのネタのほうが有名ですがチャンプルーズ全盛期にはドリフにも出ていた記憶があります(笑)喜納昌吉とチャンプルーズのファーストアルバムは「すべてのロックファンの心にこの1枚を」です。高校野球も「ハイサイおじさん」の音楽に乗って県勢の勝利を願っています。




マルフクレコードのシングルも必聴!

  


Posted by pocketmusic at ◆2008年04月03日12:25レコメンド

安レコのすすめサントラ篇パート2「マイ・ガール」

まずタイトルでピンとくる人も多いと思いますが、テンプスの名曲が主題歌の映画「マイ・ガール」が今回のオススメ安レコ(CD)です。当時天才子役で話題のマコーレー・カルキン君が主役なので映画もヒットしたのでなないでしょうか。ハイ!今回も映画は見ていません(笑)もう10年以上も前に手にいれたでしょうか。テンプスの曲がタイトルという事で手に取ったと思うのですが、収録曲を見てみればわかるようにオールディーズの名曲のオンパレードです。有名どころが多いのですが、前から欲しかったソフトロックのキラーチューン(2)スパイラスステアケースの/モア・トゥデイ・ザン・イエスタデイをはじめ、ローラニーロの名曲カバー(4)やトッドにラスカルズ、個人的に好きなアーティストのオンパレード。サントラというよりはオールディーズコンピといった趣きです。まるで日曜午後二時のラジオ番組サンデーソングブックみたいな選曲は、オールディーズの入門編にもかなりオススメですよ。



収録曲
1. マイ・ガール(ザ・テンプテーションズ)
2. モア・トゥデイ・ザン・イエスタデイ(スパイラル・ステアケース)
3. ホット・ファン・イン・ザ・サマータイム(スライ&ザ・ファミリー・ストーン)
4. ウェディング・ベル・ブルース(フィフス・ディメンション)
5. ドゥ・ワ・ディディ・ディディ(マンフレッド・マン)
6. アイ・ソー・ザ・ライト(トッド・ラングレン)
7. グッド・ラヴィン(ザ・ラスカルズ)
8. バッド・ムーン・ライジング(クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル)
9. 二人の絆(ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツ)
10. アイズ・フォー・ユー(ザ・フラミンゴス)
11. サタデイ・イン・ザ・パーク(シカゴ)
12. マイ・ガールのテーマ(ジェームズ・ニュートン・ハワード)  


Posted by pocketmusic at ◆2008年04月02日11:20レコメンド

大人買い!の思い出 その2

4/1なので、細野さんの在籍していたエイプリルフールがらみのネタでレヴューでもしようかと思ったのですが、あまり聴いてないので(笑)入学シーズンということで、大人買い「大学編」の嬉しい思い出をひとつ。前回は悲しい浪人時代のレコードにまつわる思いで出を書きましたが、結局一浪目は「課外授業」が災いしたのか志望校の県内R大学に落ちてしまいました。もう後がありません。2浪目して志望校を同じR大学の夜間部に変更しました。「音楽鑑賞」の授業を減らして勉強に打ち込んだかどうかは覚えていません。受験日の朝、濃すぎるような気もしますがジェイムス・ブラウンのI'm a Greedy menを聴いて気合いを入れたことを覚えています(笑)JB効果かどうかは分かりませんが、なんとか夜間部に合格しました。夜は学校、昼はバイトしてレコード買いまくるぞ!と期待に胸膨らませてオリエンテーションへ行きました。オリエンも無事終わり、校内でも散策しようと学内の生協に入りました。するとレコードがあるではないですか!しかもCDに切り替えるためかバーゲン中。どうせたいしたもの置いてないんでしょ?と見てみたら。おおっ!オーティスクレイのライブ盤2枚組にラスカルズのフェリックスキャバリエのソロアルバム。出るわ出るわ。夢中で十数枚は抜いていたと思います。合格祝いを貰ってちょっと懐が温かかったので自分への御褒美として買いましたよ。年齢もちょうど二十歳になったばかりだったので初の大人買い。(←自分で稼いだ金で買ってないので?って感じですが)大学に合格した開放感とレコードを買ったダブルの嬉しさは今でも覚えています。でもあのマニアックなレコードは誰が仕入れていたのかが今でも気になります。きっと長い間売れ残っていたんだろうな〜。次は正真正銘の大人買い「就職編」へつづく…。




ベタですが、写真は69年発売のエイプリルフール
(細野晴臣、松本隆、小坂忠、柳田博義、菊池栄二)
実験的なサウンドで、この活動からはっぴえんどへ繋がっていく。
  


Posted by pocketmusic at ◆2008年04月01日11:29雑記

テレビに続きましては、昭和なラジカセ

前回のテレビにつづきまして、今回はわが家のダブルラジカセを紹介します。70年代後半から80年代にかけて大ヒットしたWラジカセですが、カセットテープ全盛の当時は、オートリバース並んで画期的でした。
で、このLL.COOL Jなラジカセですが、実は数年前に道ばたに放置されているのを連れて帰ったものです。最初に道ばたの植え込みで見かけてその後、雨ざらにしなってしばらく放置されていてかわいそうなので家に連れて帰りました。まるで捨て猫のようなラジカセですが、見た目をきれいにして、電源を入れてみると?なんと!使えるではないですか。さすが昔の家電はタフです。カセットテープは殆ど使っていないので、今は部屋のインテリアですが、この無駄な大きさといい存在感といい、かっこいいです。オールドスクールです。でもブレイクダンスは踊れません。ムーンウォークはできます。




以前このラジカセをモチーフにSHOP CARDをデザインしました。
小さくてわかりにくいかと思いますが、写真ではなくて、
リアルイラストというところがポイントです。




裏面はこんな感じです。

  


Posted by pocketmusic at ◆2008年03月31日12:39デザイン

★ブロク開設記念★レコードワインコイン500円セール

ブログの開設を記念してアナログ盤のワンコイン500円セールをします。
(通常価格より10%〜80%OFF)
※常時やっている500円レコード×3枚=1000円は適用されません。
※コンディションは様々ですので、現物でご確認ください。
(セール品についてブログでの細かいお問合せはご遠慮ください)
※スタンプカード対象外です。
※不定期でセール商品は増やしていきますのでブログをチェックしてください。

第一弾
洋楽
■ROCK,POPS
アナログLP THE FUGS/FIRST ALBUM 500 円
アナログLP リナ・ホーン&ガボール・ザボ/ときめきの出会い 500 円
アナログLP JOSE FELICIANO/SAME 500 円
アナログLP Johnny Rivers/Go! Johnny,Go! 500 円
アナログLP エリック・クラプトン/レインボー・コンサート 500 円
アナログLP NEW YORK CITY HARDCORE THE WAY IT IS/V.A 500 円
アナログLP プラスティック・オノ・バンド/平和の祈りをこめて 500 円
■JAZZ
アナログLP 今田勝/ALONE TOGETHER 500 円
アナログLP ビリー・ホリデイ/レディ・イン・サテン 500 円
アナログLP ビリー・ホリデイ/ギャラント・レディ 500 円

※日本語表記のタイトルは国内盤、英語表記は輸入盤になります。  


Posted by pocketmusic at ◆2008年03月31日12:02shop情報

地デジ、ワンセグといいますが。

世の中どこでもテレビが見れる便利な世の中ですが、ウチのテレビは17、8年前のテレビが現役です。しかも室内アンテナ使用!1990年当初はワイドテレビや携帯ワンセグ、大型液晶なんてものは当然なくて、やたらと厚みのあるテレビでした。当時衛星テレビの音楽番組が見たくて珍しいモスグリーンの渋いカラー、デザイン(パソコンにも見えなくも無い)当時としては最先端の衛星チューナー内臓(下部分がそうです)の小型テレビを買いました。が、そのテレビが最近調子悪くて映画のスクリーンように上下に黒い帯ができて、画像が上下に圧縮されます。ひどい時は何を見ているか分かりません。いいかげんに替え時?家電店のチラシとかで見ると地デジ液晶テレビ薄くてカッコいいのですが、なにか暖かみがないんですよね。やはりデジタルな感じよりは昭和なデザインのほうが好きです。よく言いますが家電というのは不思議なもので買い替えを考えていると、突然調子良くなったりします。中に入って働いている小さなおじさんが最後の頑張りを見せているのでしょうか?(笑)地デジ買ったら報告したいと思います。



ワイド画面ではありません。映画でもありません。
映像がだんだん圧迫されてひどい時にはその幅が1cmくらいになります。
何を見ているかわかりません。うちのテレビには長身のタレントもいません。
※ちなみに写真の映像は、僕らの音楽でsuperfryが歌っているところです(笑)  


Posted by pocketmusic at ◆2008年03月29日12:14デザイン

みんなで楽しく「ラララ〜ララ〜ラ〜♪」

Old man Riverというアーティストの歌う「ラララ-みんなの歌」が話題ですね。ちょっと前に始めてラジオでヘビープレイされていて聴いて良い曲だなと思ったのですが、子供達といっしょに「ラララ〜ラララ〜♪」と合唱するフレーズが印象的な楽しい曲です。公式HPによると今年日本デビューしたオーストラリア出身のアーティストで放浪しながら歌を歌ってきたそうで、Old man Riverという印象的なアーティスト名は「何ごとも競わず、自分のありのままを受け入れ、悠然と流れる大きな川のように、人生のすべてを受け入れて流れ続けたい」という信念から来ているとのことです。若いのに悟ってらっしゃる。沖縄では大きな川がないので、あまりピンきませんが大陸で生活していると川というのは人生にたとえられるくらい大切なものなのですね。そういえば、タイトルに川のつく曲で(many rivers to cross/ジミークリフ)や日本でも(川の流れのように/美空ひばり)とか(川の流れを抱いて眠りたい/時任三郎(笑))名曲多いですね。時任三郎で思い出したのですが以前オーストライアかニュージランドに住んでいたっけ!日本で一番川の似合う俳優です。あと実際の話ですが若い子が(トキトウ/サブロウ)を(トキ/ニンザブロウ)って読んでいたという笑い話も思い出しました。トキニンザブロウの曲いいよね!って(笑)
話が支流に大きく流れてしまったので戻しますが、そういう「ラララ-みんなの歌」は、彼が毎週ボランティアで通う地元シドニーの障害を持つ子供のためのセラピー・ワークションプで、みんなで歌うために子供達もいっしよに作った曲というエピソードも素敵です。こういう歌で世の中がハッピーになると良いですね。アルバムも聴いてみたいっす。

彼のオフィシャルブログです。
http://oldmanriver.blog41.fc2.com/category5-3.html#pagetop



オールド・マン・リバー
デビュー・アルバム「グッド・モーニング」



アフロをかぶるオールド・マン・リバー

以上写真は公式ブログより
  


Posted by pocketmusic at ◆2008年03月28日16:41ララは愛の言葉

ロック、ブルース好きの店長のいるカーオーディオshop

皆さんはカーオーディオにはこだわっていますか?今回は友人のカーオーディオショップが移転リニューアルオープンしたので紹介します。音楽好きならドライブにBGMはかかせませんよね?で今回紹介するのはこの道20年の東町の鮫川誠(サメカワマコト?)こと高山店長のアサヒオーディオです。普通カーオーディオというとドン!ドン!ドン!低音を強調しているイメージがありますよね。確かにそういうチューニングもあるようですが、ここの店長はブルースやロックが好きなので、そういう音に合せてセッティングにしてくれと言えば好きな音楽のジャンルが一番良く聞こえるようにチューニングしてくれると思いますよ。デモカーで試聴したことがありますが、いやあ、頭の上で音が右から左へ左から右へと飛び回って楽器のひとつひとつまでちゃんと聴こえます。好きなCDを持っていってデモカーで試聴するのもオススメです。予算も相談にのってくれると思いますので音楽の話をしがてら遊びに行ってみてください。
ちなみにワタクシは今カーコンポをは取り外したままなので近いうち店長につけ直してもらおうと思っている所です(笑)





余談ですが、店長の自宅にはブルースやロックの良いレコードがいっぱいあるので、
ドクターフィールグッド/ダウンバイザジェティー(殺人病棟)
狙っているところです。

  


Posted by pocketmusic at ◆2008年03月27日11:13レコメンド

大人買い!の思い出 その1

今回は「大人買い」についての思い出。まずひとつは大人買いされたくやしい思い出。18、19歳の頃、大学に入るため浪人して那覇の予備校に通っていました。その頃はまだ貸レコード屋の時代で、今のように大型店もありませんでした。バス停から予備校へのルートに小さな輸入盤屋と貸しレコード屋と古本屋の2階のレコード屋があり、田舎育ちの自分には黄金のルートでした。浪人生と言っても音楽は聴きたいので、多い時はたぶん週に4日くらいは通っていました(笑)浪人生の身分ですので当然お金はありません。当時貸しレコード屋が貸しCDに変る時代でレンタル用アナログ盤を300円均一で売っているわけです。売れたら補充するので、次は何が出るのか気になって通ってしまうわけですが、欲しい物があるとその日はお昼は抜きになります。アズテックカメラ、スタイルカウンシル、メイキンタイムとか買いました。
古本屋の2階のレコード屋は、500円以下の安レコしか買った思いでしかありませんが、入荷が気になるのでけっこう通っていました。たまに店員に頼んで試聴もするのですっかり音楽の好みがバレバレで入店してしばらくすると店のBGMが自分の好みの音楽に変るんです。シナロケとか。でも買わない(えない)ので好きな音楽がかかって嬉しいやら、悪いやら。である日、いつも通り新入荷コーナーをチェックして、ダニーハザウェイとロバータフラックのデュエット盤ほしいなと思った時に悪魔の手が伸びてきました。いかにもソウルバーかどこかのマスターらしき人が、新入荷コーナーからソウルのレコードを試聴もせずにごそっと10枚くらい取って店員へ。ちくしょう、こっちはお昼抜いてレコードかってるんだぞ!(←だから?って感じですが)おとなって!おとなって!その日は浪人生という宙ぶらりんな自分と大人買いされたショックとで1日落ち込みました。その時、社会人になったらレコード死ぬ程買ってやると思いました。今となっては、なんでそこまで落ち込んだのか分かりませんが、純粋だったんですね〜(笑)…つづく
 ※注)ノンフィクションですが、ソウルバーのマスターが悪者というわけではありませんの念のため(笑)



店で見較べると分かるのですが、かわいい犬のイラストが多彩なファミマのぼくのおやつシリーズ
全種類大人買いしたいのですが、マシュマロとかは食えません。
こちらはポテチ、犬種は??? 味はさっぱりしていて美味しいです。  


Posted by pocketmusic at ◆2008年03月26日16:37

ラモーンズ・フォーエバー

昨晩、Tポイントが貯まっていたのでポイント使って雑誌でも買おうかとTSUTAYAに寄ったら、ROMANES(ロマーンズ)の電撃バップの7インチが出ていました。CD新譜コーナーは誘惑が多すぎるのであまり近づかないようにしているのですが、インディーズコーナーにRAMONESのエンド・オブ・センチュリーを模したROMANESのセカンド・アルバムが出ていて帯のコピーは「この甘酸っぱいジェット感。ロマーンズ、最高にスッパい!!」BYリリー・フランキーだそうです。そのそばにてっきりファーストアルバムのPOPだと思ったのですが、電撃バップの7インチのレコードが。。ルースターズのA GO GOの紙ジャケにしようか迷ったのですが、7インチだとね〜。ポイントでGET!!



昨日ゲットした7インチ/電撃バップ
ROMANES/ラモーンズの日本語カバーバンド。
よくあるビートルズやクイーンとかいう大物ミュージシャンの完コピを目指すスタンスではなくて初期衝動と勢いでカバー(笑)




20年以上昔に買った本家ラモーンズのファーストアルバム!
このラモーンズがきっかけでバンドを始めたミュージシャンは数しれず。ラモーンズなくしてロックンロールの歴史は語れない!いまでも数多くのラモーンパンクフォロワーを生み出す永遠のロックンロールアルバム!

余談ですが、開店当時、店のシャッターにこのアルバムジャケットをモノクロペイントしようとしたのですが、
看板屋にジャケットのコピーをFAXして見積りとってもらったら予想以上に高かったのでやめました(笑)
今はそのシャッター側の店半分が雑貨屋なので結果的には良かったか(苦笑)




ROMANES / IT'S MY TURN
初のオリジナルソングも入っているらしい(未聴)

  


Posted by pocketmusic at ◆2008年03月25日11:13レコジャケ天国

ハードもいいけどソフトもね。

3/22のGAN-Z NITEに来ていただいたお客様ありがとうございました。11時半頃到着したのですが、既に盛り上がっていました。(DJ/YOSHII)12時過ぎに1回目のDJ(なんちゃってDJなので未だに繋ぎがうまくできません)4ヶ月振りくらいなので、初心に帰って気合いを入れるためにブルースブラザースのテーマではじめてみました。(最近はルミオンという車のCMで使われているのでお馴染みかもしれません。あのCMバージョンは誰がカバーしているんだろう?)THE VAPORSのターニングジャパニーズは好反応、誰の曲ですかと聞かれました。GAN-Zさんのフラテリスあたりの選曲もバッチリ!3時半頃客は引けてきたので2回目のセットは好き放題!岡崎友紀〜ビギニング・オブ・ジ・エンドまで。結局、朝4時半帰宅。

※GAN-Z NITEは来月から月イチになりますので、よろしくお願いします。

日曜の昼は、滞っている店のプレゼント用CD-R/サンセットタイムに聴きたいセレクションを編集。アウディ木村(ハワイ在住の日系人アーティスト)の歌が優しく響きます。ロックイベントの翌日は、ソフトロックとかSSW とかソフトなサウンドが聴きたくなります。

話は戻って写真は、先日入荷したリズフェアの7インチ
なんとっ!ターニングジャパニーズをカバーしているではありませんか!
リズ・フェアといえば、90年代に人気のあった女性アーティストですが、
この曲をカバーしていたんですね。偶然に曲が曲を呼ぶとはこういうこと。
というわけでこれは次回のDJ用に連れて帰りました!(^^)
リズ・フェアで思い出したのですが、雑誌の記事だったか?
「歯クソを飛ばしながら歌うアーティスト」と書かれていたような…。
歯クソって、どんな紹介のしかたじゃ!一応女性ですよ(笑)



  


Posted by pocketmusic at ◆2008年03月24日13:16

安レコのすすすめサントラ編「チャーリーズエンジェル」

今回は安レコのススメということで、どこの中古屋さんでも安く手軽に入手しやすいレコード(CD)、通称「安レコ」、今回はCDを紹介します。自分の場合、安レコは100円〜500円で買えるモノですが、オススメするのは最近500円で買ったサントラCD「チャーリーズ・エンジェル」です。大ヒット映画ですが、見ていません(笑)映画見ていないのに薦めるな!との声も聞こえてきそうですが、このCDを購入した理由は、9曲目に収録されているターニング・ジャパニーズの7インチレコードをネットで探したら結構高い!でCDを調べたらこのサントラに出会った訳です。収録リストを調べると、これも探していた2曲目の「ヘヴン・マスト・ビー・ミッシング・アン・エンジェル 」こちらはタバレスの曲でキラキラ感のある良質のディスコソング、邦題はたしか「ディスコ天国」!(ユーリズミックスのあの曲とタイトルが似ているが関係ありません)そして、レコードがどこかに行ってしまったテイトウワが在籍していたディライトのクラブ・クラッシクの13曲目、マーヴィン・ゲイにレオセイヤーの好きな曲も入っている!1曲のために買おうと思ったら、他にも楽しい曲満載だった!そんなお得な1枚です。ちなみに人気のデスチャとかエアロスミス等は聴いていません(笑)



収録曲
1 インディペンデント・ウーマン Part I
2 ヘヴン・マスト・ビー・ミッシング・アン・エンジェル
3 恋の魔法使い
4 トゥルー
5 DOT
6 ベイビー・ゴット・バック
7 エンジェルズ・アイ
8 バラクーダ
9 ターニング・ジャパニーズ
10 ブランディー
11 黒い夜
12 Ya Mama
13 グルーヴ・イズ・イン・ザ・ハート
14 チャーリーズ・エンジェル 2000
15 タンジェリン・スピード

と言うわけで、今夜開催のDJイベント「GANZ-NITE」で入手した「チャーリーズエンジェル」のサントラからターニング・ジャパニーズ/ The Vaporsを大音量でかけますので遊びに来て下さいね。イベントの詳細は、以前のブログ「ロックなDJイベント」をご覧下さい。

  


Posted by pocketmusic at ◆2008年03月22日12:33レコメンド

NO JACKET NO LIFE

音楽も配信やハードの進歩(?)のおかげで音(データそのもの)を持ち歩く時代になりました。アナログ世代としてはちょっと寂しい時代です。もちろんMP3で音楽も聴きます。たしかに地球には優しいかも知れません。がしかし!何か大切な物を無くしてしまうような気がします。その裏で紙ジャケでの再発ブームとか、団塊の世代に向けて往年の名盤をLPレコードで再発とか言う話題も聞かれます。明らかに時代は二極化していると思います。でもやはり五感を使って楽しめるアナログは楽しいです。今回も前置きが長くなりましたが(笑)ここでは明るくレコード(CD)のジャケットで楽しみましょう。

で今回は、確信犯的な似せ(偽じゃないよ)ジャケを
レコード棚から引っ張り出してみました。


1974年発売(こちらの盤は国内盤の再発)
フリーソウル界隈で人気のあったソウルグループ
「ナチュラル・フォー/NATURAL FOUR」



で、
1997年発売
アズテックカメラなどと並んでネオアコ界隈で
人気のあった元オレンジジュースの
「エドウィン・コリンズ/THE MAGIC PIPER」



なんとっ!ひとり4役!なかなか役者なエドウィン君です。
真面目に(かどうかは知りませんが)こういうジャケを作ってしまうセンス!好きです!
バックのブルーと各衣装の色のコントラストが今回のポイントです!
星★★★★


下は先日入荷した、彼の最大のヒット曲!
「A GIRL LIKE YOU」の7インチです。
ノーザンな感じでソウルに対する深い愛情を感じます!

  


Posted by pocketmusic at ◆2008年03月21日13:35レコジャケ天国

最近のカバーブームについて思う事

最近カバーアルバムやトリビュートアルバムが花盛りですが、アーティストがカバー曲を出す場合、色々なケースがあると思います。1.単純にアーティストがその楽曲が好きでカバーする場合。2.レコード会社の企画で出す場合。その他もろもろです。最近では、2のケースが多すぎるような気がして少々食傷気味です。2の場合は企画ゆえ、カバーされる曲も超有名曲が多くオリジナル自体の印象が強いためそれを超えるためにはアーティストの力量がかなり問われると思います。新人アーティストのアルバムで曲が足りないからレコード会社に言われてカバーしましたとか。流行っているから2匹目のどじょう狙いとか。そういうのはやはりどうかな?と思ってしまします。前置きが長くなりましたが、ともあれ、数あるカバー曲で素晴らしいものも多いので、独断と偏見で良いと思うものをちょくちょく取り上げていこうと思います。

で、1発目は80年代を代表する名盤「ドナルド・フェイゲン/ナイトフライ」収録の「WALK BETWEEN RAINDROPS」のカバーバージョン。このアルバムは当時良く聴きました。レコード好きにはジャケットもたまらないです。



カバーしたのは東京スカパラダイスオーケストラ



オリジナルの方はボーカル入りで軽いスウィング感のあるウキウキするような楽曲です。スカパラはそのスウィング感をさらにスカビートで倍増させています。
こちらはインスト仕立て。メンバーがリアルタイムで聴いていたであろうという、奇をてらわない素直な好カバー。これをきっかけに若い世代がドナルド・フェイゲンのアルバムを聴くきっかけになれば嬉しいですね。
ちなみにこのドナルドフェイゲンの「ナイトフライ」にはディオンの「ルビーベイビー」のカバーを収録(こちらのカバーも秀逸)
ディオンは50年代・ディオン&ベルモンツというドゥーワップグループで活躍したのち、現在もソロで活動するロックンロールレジェンドです。
スカパラ→ドナルドフェイゲン→ディオン
こうしてロックンロールの歴史は作られるのです。
  


Posted by pocketmusic at ◆2008年03月20日12:16ナイスカバー

ララは愛の言葉



「ララは愛の言葉」とは?知っている人も多いかもしれませんが、ザ・デルフォニックスというソウルグループの「LA LA MEANS I LOVE YOU」という曲の日本語タイトルですが(昔の洋楽シングルの日本語タイトルにはどうだろ?というものも多いですが、このように素敵なタイトルも数多くあります)スウィングアウトシスターをはじめ数多くのカバーを生んだスウィートな名曲ですが、曲中に♪ラララララララララ〜ミーンズ♪アイラ〜ビュー♪という部分があります。前置きが長くなりましたが、ここでは古今東西、歌の途中に「♪ラララララ〜」というフレーズが入る曲を取り上げていきたいと思います。

追伸
↓シェリルクロウの曲ですが同じドリカムの曲で「うれし はずかし朝帰り」もプラスした感じですね。  


Posted by pocketmusic at ◆2008年03月19日11:31ララは愛の言葉

洋・邦女性大物ボーカリスト二人

シェリル・クロウの新曲「ラヴ・イズ・フリ—」がチャートを賑わしています。



シャッフルビートの軽快な曲ですが、この曲を聴くとドリカムの昔の曲で「あなたにサラダ」という曲を思い出してしまうのは自分だけでしょうか?



直接的に似ているという訳ではないのですが、唄い出しの所とかね…。聴く度にあなたにサラダを連想してしまうのですよ。ドリカムの曲はよく、もう一人のシェリル(リン)のあのディスコクラシックの曲に似ているとかに色々言われますが、もちろんこちらはドリカムの方が先にリリースされているので、そういうことはありませんが、逆にシェリル・クロウがドリカムの曲を聴いていてインスパイアされていたら面白いのですが…。二人とも最近人生において辛い思いをしたという点では共通していますね。

シェリル・クロウの新曲「ラヴ・イズ・フリ—」
シャフルビートの曲には目がないのでもちろん好物です。  


Posted by pocketmusic at ◆2008年03月18日17:18最近気になる曲

日本人アーティストの洋楽ルーツ(桑田さんの場合)

邦楽アーティストの楽曲で洋楽の○○に似ているとかパクリだとか、オマージュだから許せるとか。
ネット上でも色々な議論もありますが、音楽好きとしましては、そういう議論とは関係なく聴き較べて楽しむ!これに限ります。オレ(ワタシ)たち似たもの同士というカテゴリーも作りましたが、今回は店内にある音源で確認したものを紹介します。ちょっと前にヒットしたサザンの桑田さんのシングル「ダーリン」ですが、ラジオで初めて耳にした時、この印象的で耳に残るイントロ。



んっ!どこかで聴いたことがあるぞ?数日後、店内の洋楽シングルコーナーの箱を見てみました。おおこれだっ。60年代や70年代のロック・ポップスなら知っている人も多いかもしれないやたらと長いグループ名、ダンヒルレーベルの看板アーティスト、ハミルトンジョーフランク・アンド・レイノルズの邦題「恋のかけひき」

針を落とす!



♪タッタ〜タタ〜ターン ♪タッタ〜タタ〜ターン

まんまやんけっ!(心の中でつっこむ時大坂弁になってしまうのは何故?)

つっこみながらもこの手の曲は好物なので一応確認後、最後まで聴きました!

次回は洋邦の大物アーティスト2組みを取り上げますのでお楽しみに!


  


Posted by pocketmusic at ◆2008年03月17日18:23店内発掘

すべてにおいてダサいモッズバンド「NOW」

洋楽シングル入荷の中にターゲットマークを
突き破る「NOW」の文字が!!

おおっこれは、オレたちはもうモッズの枠には収まりきれないぜ
ということなのか?

それとも超ド級のモッズバンドなのか?

ライフスタイルにおいてスタイリッシュな
生き方を模索しているモッズのバンドにしては
ダサすぎるジャケット!!そしてナウなバンド名!!



で、裏ジャケットを見てみる!!



メンバー全員オッサン!!

変な期待を胸に聴いてみる(笑)



中途半端!!

と言うわけで全てにおいてC級なバンド「NOW」

確認したい方は「今」すぐ店まで!

  


Posted by pocketmusic at ◆2008年03月17日12:22レヴュー