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POCKET MUSIC

写真で紹介したように月曜日に看板の撤去作業を行い不動産屋さんに
引き渡し手続きをしました。
引越しをした人なら分ると思いますが、あの荷物が全てなくなった
空間は色々な気持ちを呼び起こしてくれます。
思ったよりも寂しい気持ちにはならず、ガランとした
店内の匂いがふと、お店をオープンする当時の気持ちを
呼び起こさせたりして不思議な気分でした。

ラストの1週間はいつもご愛顧いただいている雑貨と音楽のお客さまから
沢山の差し入れやねぎらいの言葉、閉店を惜しむ声等を色々いただき
大変感謝の気持ちでいっぱいになりました。本当にありがとうございました。
お客様の満足できる店づくりはできなかったけれど、
その言葉をいただいただけでも続けてきたかいがありました。
赤坂さんの朝のラジオ番組じゃないけれど
音楽の神様がひとつ賞をあげるとしたらという質問があったら

「以外と永く続いたで賞」かな(笑)

始めるのは簡単だけど続けるのは実際には大変です。
目標の10年にはちょっと足りなかったけれど・・・

昨日、今日はお世話になった人へ閉店の報告を電話やメールをしました。
直接会える人にはこれからお礼を述べたいと思います。

当店は閉店しますが宜野湾の長田界隈には
魅力ある音楽発信地が色々あります。
これからも皆さん利用してくださいね。

最後になりますが、お店に関わった全ての人に感謝を込めて
店名にさせてもらった山下達郎/POCKET MUSICの歌詞を
紹介したいと思います。
過ぎた年月に忘れ去られた音楽に対する
鎮魂歌だそうです。

♪ポケット・ミュージック

束の間の 雨が上がり
言い知れぬ 静けさに

水溜り 消えて行くよ
魂が 救われる様に

小さな風船
雲間に吸い込まれていく

透き通る 午後の風に
すれ違う 口笛は
秘そやかに 過ぎて行った
年月に傷付いた メロディー

縮んだ上着のポケットに
残ってた 今も

それは
失われた想い出にさえ
なれぬけど
決して忘れられぬ
かすかな輝き
呼び起こす

縮んだ上着のポケットに
残ってた 今も

それは
失われた想い出にさえ
なれぬけど
決して忘れられぬ
かすかな輝き
呼び起こす

I CAN HEAR THE MUSIC,
SENTIMENTAL MUSIC,
I CAN HEAR THE MUSIC,
IN THIS POCKET MUSIC,MUSIC.

words & music byTATSURO YAMASITA
1986 Tenderberry Music Inc

POCKET MUSIC


タグ :閉店

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この記事へのコメント
お疲れ様でした。

pocket music って山下達郎さんの曲のタイトルだったんですね!

私の大好きな言葉になっています。

みんな音楽なしでは、生きられない生き物ですからね!
いろんな音楽といろんな想いが pocket にはつまってたりするんでしょうね。
Posted by takayama at 2008年09月05日 09:06
店の名前を考えた時まずこの歌が思い浮かびました。各々のポケットにつまっている音楽の記憶や思いそれはとても個人的なことかもしれないけど忘れられない気持ちだったりします。さまざまな感情を思い起こさせてくれる良い音楽との出会いをこれからも楽しみにしていきたいと思います。時間できたらお店にも顔だしますね。
Posted by pocketmusic at 2008年09月05日 16:39
 
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