最近のカバーブームについて思う事
最近カバーアルバムやトリビュートアルバムが花盛りですが、アーティストがカバー曲を出す場合、色々なケースがあると思います。1.単純にアーティストがその楽曲が好きでカバーする場合。2.レコード会社の企画で出す場合。その他もろもろです。最近では、2のケースが多すぎるような気がして少々食傷気味です。2の場合は企画ゆえ、カバーされる曲も超有名曲が多くオリジナル自体の印象が強いためそれを超えるためにはアーティストの力量がかなり問われると思います。新人アーティストのアルバムで曲が足りないからレコード会社に言われてカバーしましたとか。流行っているから2匹目のどじょう狙いとか。そういうのはやはりどうかな?と思ってしまします。前置きが長くなりましたが、ともあれ、数あるカバー曲で素晴らしいものも多いので、独断と偏見で良いと思うものをちょくちょく取り上げていこうと思います。
で、1発目は80年代を代表する名盤「ドナルド・フェイゲン/ナイトフライ」収録の「WALK BETWEEN RAINDROPS」のカバーバージョン。このアルバムは当時良く聴きました。レコード好きにはジャケットもたまらないです。

カバーしたのは東京スカパラダイスオーケストラ

オリジナルの方はボーカル入りで軽いスウィング感のあるウキウキするような楽曲です。スカパラはそのスウィング感をさらにスカビートで倍増させています。
こちらはインスト仕立て。メンバーがリアルタイムで聴いていたであろうという、奇をてらわない素直な好カバー。これをきっかけに若い世代がドナルド・フェイゲンのアルバムを聴くきっかけになれば嬉しいですね。
ちなみにこのドナルドフェイゲンの「ナイトフライ」にはディオンの「ルビーベイビー」のカバーを収録(こちらのカバーも秀逸)
ディオンは50年代・ディオン&ベルモンツというドゥーワップグループで活躍したのち、現在もソロで活動するロックンロールレジェンドです。
スカパラ→ドナルドフェイゲン→ディオン
こうしてロックンロールの歴史は作られるのです。
で、1発目は80年代を代表する名盤「ドナルド・フェイゲン/ナイトフライ」収録の「WALK BETWEEN RAINDROPS」のカバーバージョン。このアルバムは当時良く聴きました。レコード好きにはジャケットもたまらないです。

カバーしたのは東京スカパラダイスオーケストラ

オリジナルの方はボーカル入りで軽いスウィング感のあるウキウキするような楽曲です。スカパラはそのスウィング感をさらにスカビートで倍増させています。
こちらはインスト仕立て。メンバーがリアルタイムで聴いていたであろうという、奇をてらわない素直な好カバー。これをきっかけに若い世代がドナルド・フェイゲンのアルバムを聴くきっかけになれば嬉しいですね。
ちなみにこのドナルドフェイゲンの「ナイトフライ」にはディオンの「ルビーベイビー」のカバーを収録(こちらのカバーも秀逸)
ディオンは50年代・ディオン&ベルモンツというドゥーワップグループで活躍したのち、現在もソロで活動するロックンロールレジェンドです。
スカパラ→ドナルドフェイゲン→ディオン
こうしてロックンロールの歴史は作られるのです。
Posted by pocketmusic at
◆2008年03月20日12:16
│ナイスカバー