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バイプレイヤーなんて呼ばせない

音楽用語でバイプレイヤーなんて言葉がありますが通常脇役なんて意味で使います。佐橋佳幸(さはしよしゆき)バイプレイヤーなんて言葉は失礼にあたるくらいの名ギタリストにして名プロデューサー。この名前を聞いてピンとくる人は何人くらいいるでしょうか。日本の音楽シーンにちょっと詳しい人なら知っている思いますが、あまり音楽に興味のない人でも、松たか子のだんな様と言えばワイドショー見ている人にもピンとくるでしょう。ギタリストやプロデューサーとしても「小田和正/ラブストーリーは突然に」や「藤井フミヤ/True love」でのギターのイントロを聴けばピンとくると思います。その小田や、山下達郎、佐野元春、桑田佳祐など日本を代表するアーティストのサポートギタリストといえばその実力がわかると思います。実際に演奏しているのを数度見た事ありますが、小柄な人でギターを弾くとツボを得た、楽曲を引き立てるための演奏は素晴らしかったのを覚えています。

今、俄然注目を浴びているのがその彼が中心になって
北京オリンピック日本代表公式応援ソング
「笑ってみせてくれ」/BAND FOR"SANKA"を
発売することでしょうか。

http://www.motherld.com/joc/

更に長い間、廃盤でプレミアが付いていた唯一のソロアルバム
「TRUST ME」もデラックスエディションとして
タイミングよく再発予定とのこと。
運良く十四、五年前の発売当時に購入していたのですが、個人的にはオーリアンズ
(ダンス・ウィズ・ミーなどのヒットで有名)の名曲「 タイム・パッシズ・オン」に
竹内まりあが日本語詞をつけたカバーが秀逸でバックのメンバーもそのオーリアンズの
ジョンホール他ウェストコーストを代表する一流ミュージシャンが参加しています。
エグゼクティブプロデューサーは山下達郎。
再発を待ち望んでいた人には朗報ではないでしょうか。廃盤になる前にどうぞ。

バイプレイヤーなんて呼ばせない

日本の音楽シーンでこういう実力のある人が脚光を浴びるのは嬉しいですね。
音楽同様人柄も良さそうです。


バイプレイヤーなんて呼ばせない

こちらは「 タイム・パッシズ・オン」のオリジナルが収録されている
オーリアンズ/LET THERE BE MUSIC
ウェストコースト系やウッドストック系アーティストが好きな人にはオススメ。



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