1996年の頃、渋谷系編
音楽でその時代を思い出すことがあります。
前にもちょっと触れましたが、
1996年の4月にデザインのための小さな事務所を安謝で借りました。
なぜ安謝かというと仕事の合間に釣りに行けるのではないかという甘い考え(笑)
その頃、仕事中に良く聴いていたCD2枚
当時、渋谷系なるものが90年代の音楽シーンを賑わしていました。当時のCDの帯や音楽雑誌には、ぱっぴいえんどを彷佛させるとか、平成のシュガーベイブうんぬん。
日本の音楽シーン、とりわけナイアガラ関係を好きで聴いてきた人間としては、気になるわけですよ。「はっぴいえんど」とか「シュガーベイブ」とか引き合いに出されると・・・。
雨後のタケノコのように出現する渋谷系アーティストを自分のような人間に興味を持たせるために(笑)レコード会社の戦略として帯にそういったコピーなどを記載するわけですが(アーティスト本人は恐れ多くてそんな偉大な先輩達を引き合いに出すのは気が引けると思います)
そこでひっかかったアーティスト2組(厳密に渋谷系かどうかは??)

まず、
平成のシュガーベイブとのふれこみでデビューした「ロッテンハッツ」解散後、メンバーの3人で結成した「GREAT3」、ロッテンハッツとはうってかわってサウンドはロック・オルタナ寄り、ボーカルの片寄氏本人が雑誌かなにかでロックに合わない声とコンプレックスを語っていましたが、逆のそこが自分には魅力的に感じました。彼のオルタナもパンクもAORも同時にミクスチャーする感覚こそが、このバンドの魅力です。若い頃、MODSだった彼は、MODS仲間の前では軟弱なAORなどのレコードを隠していたとのエピソードを微笑ましく感じました(笑)良いメロディーを書く人なので、美メロのロックというところがポイント。
数年後、大好きな漫画家の江口寿氏がフェイバリットに挙げているのを雑誌で見て嬉しくなりました。江口氏のネタはまた後日。

次に、
はっぴいえんどが引き合いに出されていたサニーデイサービス。
このアルバムのタイトルやジャケがモロに70年代のサブカル系を連想させるグループで、曲のほうも「ですます調」の歌詞とアナログ感覚のサウンドがひとむかし前の日本のロックの影響を感じさせました。数年後、彼等は試行錯誤しながら「東京」という傑作アルバムを発表するわけですがもうこの頃からは、だれもはっぴいえんどうんぬんという人もいなかったんじゃないかな。数年前にCDYAさんでで見たソカベさんのアコースティックライブはボーカリストとしてやはり魅力的な人だなと再認識させてくれました。
結論
よく90年代のビートルズとか、21世紀のペットサウンズとか
古波蔵のブライアン・セッツアーとか(笑)
いろいろなふれこみで様々なアーティストが出て来ますが、
好きか?そうじゃないか?音楽なんて結局そんなもんです。
実際にその音楽を聴いた自分の耳を信じるだけです。
他人の意見とか批評とか気にしちゃいけません。
世の中に、自分とまったく同じ音楽嗜好を持った人なんて
ひとりもいないのだから・・・。
前にもちょっと触れましたが、
1996年の4月にデザインのための小さな事務所を安謝で借りました。
なぜ安謝かというと仕事の合間に釣りに行けるのではないかという甘い考え(笑)
その頃、仕事中に良く聴いていたCD2枚
当時、渋谷系なるものが90年代の音楽シーンを賑わしていました。当時のCDの帯や音楽雑誌には、ぱっぴいえんどを彷佛させるとか、平成のシュガーベイブうんぬん。
日本の音楽シーン、とりわけナイアガラ関係を好きで聴いてきた人間としては、気になるわけですよ。「はっぴいえんど」とか「シュガーベイブ」とか引き合いに出されると・・・。
雨後のタケノコのように出現する渋谷系アーティストを自分のような人間に興味を持たせるために(笑)レコード会社の戦略として帯にそういったコピーなどを記載するわけですが(アーティスト本人は恐れ多くてそんな偉大な先輩達を引き合いに出すのは気が引けると思います)
そこでひっかかったアーティスト2組(厳密に渋谷系かどうかは??)

まず、
平成のシュガーベイブとのふれこみでデビューした「ロッテンハッツ」解散後、メンバーの3人で結成した「GREAT3」、ロッテンハッツとはうってかわってサウンドはロック・オルタナ寄り、ボーカルの片寄氏本人が雑誌かなにかでロックに合わない声とコンプレックスを語っていましたが、逆のそこが自分には魅力的に感じました。彼のオルタナもパンクもAORも同時にミクスチャーする感覚こそが、このバンドの魅力です。若い頃、MODSだった彼は、MODS仲間の前では軟弱なAORなどのレコードを隠していたとのエピソードを微笑ましく感じました(笑)良いメロディーを書く人なので、美メロのロックというところがポイント。
数年後、大好きな漫画家の江口寿氏がフェイバリットに挙げているのを雑誌で見て嬉しくなりました。江口氏のネタはまた後日。

次に、
はっぴいえんどが引き合いに出されていたサニーデイサービス。
このアルバムのタイトルやジャケがモロに70年代のサブカル系を連想させるグループで、曲のほうも「ですます調」の歌詞とアナログ感覚のサウンドがひとむかし前の日本のロックの影響を感じさせました。数年後、彼等は試行錯誤しながら「東京」という傑作アルバムを発表するわけですがもうこの頃からは、だれもはっぴいえんどうんぬんという人もいなかったんじゃないかな。数年前にCDYAさんでで見たソカベさんのアコースティックライブはボーカリストとしてやはり魅力的な人だなと再認識させてくれました。
結論
よく90年代のビートルズとか、21世紀のペットサウンズとか
古波蔵のブライアン・セッツアーとか(笑)
いろいろなふれこみで様々なアーティストが出て来ますが、
好きか?そうじゃないか?音楽なんて結局そんなもんです。
実際にその音楽を聴いた自分の耳を信じるだけです。
他人の意見とか批評とか気にしちゃいけません。
世の中に、自分とまったく同じ音楽嗜好を持った人なんて
ひとりもいないのだから・・・。
Posted by pocketmusic at
◆2008年06月11日18:39
│雑記