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音楽ジャンルと人種のボーダレス化

黒人の人気演歌歌手まで現れてもはや、音楽ジャンルや人種の垣根がなくなっていますね。現在のポピュラーミュージックのルーツを辿れば、黒人音楽に辿り着くと思うのですが、古くから音楽ジャンルや人種のクロスオーバー化、ボーダレス化はあったわけで、今に始まったことではなく、いままで我々が憧れていた歌の上手い黒人が逆に日本の演歌を歌ったいう珍しいパターンということで注目が集まっているだけだと思います。彼の演歌に対する情熱はブルー・アイド・ソウル(青い目のソウル=白人のやるソウル)となんら変らないと思います。演歌はあまり聴かないので、ブルーアイドソウルで考えてみるとどうして魅力的なのか?黒人に近づきたいという憧憬の念とどうやっても黒人みたいには演れないという諦めの両方があってブルーアイドソウルを魅力的なものにしていると思います。中にはこれ白人が歌っているの?といった曲もありますが。JERO君の場合も実力・演歌に対する愛情は実証済みですが、ただレコード会社の戦略で話題が先行してしまったのが唯一残念、有線放送から火がついて、実は黒人歌手だった!ってのが演歌的で面白かったのにね。ともあれブームで終わらずに息の長い歌手になっていけるように頑張ってほしいです。日本の演歌をブラックミュージックの本場ハーレムでヒットさせるくらいまでグローバルな活動を期待します。個人的には演歌にはしばられずに広い意味でのシンガーとして活躍してほしいです。そういえばJ-R&Bブームなんていうのもありました。ちょうどこのブログ書いていたらラジオのゲスト出演とのこと。この後TOKYO-FMの番組にでるようです。聞いてみましょう

演歌カバーミニアルバムを出すようで時間があったら墓参りをしたいそうです。(笑)

音楽ジャンルと人種のボーダレス化

グラハム・パーカー&ザ・ルーモア/ヒート・トリートメント(紙ジャケ)
黒人グループ、トランプスのホールド・バック・ザ・ナイトを愛情カバー
(ボーナストラック)オススメ!!
パブロック周辺のアーティストは黒人音楽に対する深い愛情を感じます。
個人的には演歌よりはこちらのほうが好きです。


そういえば沖縄には沖縄民謡の二人のバイロンさんがいました。
バイロン・ジョーンズさんと比嘉バイロンさん

考えてみれば沖縄には英語+標準語+ウチナーグチの三ヶ国語をネイティブに
あやつる外人さんやダブルの方もけっこういらっしゃいますしね。
コザのスナックや飲み屋で外人さんの歌う演歌や沖縄民謡は普通なのかな?



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