夏なんです。

pocketmusic

2008年06月20日 16:15

梅雨明け後の晴天、入道雲。

汗をかきながら、外を歩いていたら頭に浮かぶのはこの歌

はっぴいえんどの「夏なんです」

沖縄も夏本番に突入。

ぱっぴいえんどのレパートリーの中でも上位に入る好きな曲。

夏特有のサウダージ感、おきなわではチルダイ感とでも言おうか。

扇風機にあたりながらの昼寝、すいかの種のとばしっこ、

庭先の風鈴、やんばるクイナのアイス、口笛で風を呼ぶ母親

笑って笑って60分、郵便局の冷水機、国道331号の蜃気楼、

バスを待つ老婆、魚のタライを頭に乗せた行商のおばちゃん、

こどもの頃塗ってもらったてんかふう(ベビーパウダー)、

あげればきりのない、いろんな夏の断片。

この曲を聴く度に、素敵な夏の風景を思い浮かべます。

さらにこの曲を魅力的にしているのは、詞や曲はもとより

やはり細野さんの朴訥とした魅力的な歌ではないでしょうか。

CMでお馴染み、多数のカバーを生む名曲「風をあつめて」にしても

そうですが、彼のボーカルに匹敵するカバーは

おそらく出てこないのではないでしょうか。

永遠の夏のマスターピース。



はっぴいえんど/風街ろまん(紙ジャケ/リイシュー/CD)
1 抱きしめたい
2 空いろのくれよん
3 風をあつめて
4 暗闇坂むささび変化
5 はいからはくち
6 はいから・びゅーちふる
7 夏なんです
8 花いちもんめ
9 あしたてんきになあれ
10 颱風
11 春らんまん
12 愛餓を
13 (エンハンスド)cd-extra仕様

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